国際通信のいま 2
認可料金を下回って売られている事実が発覚すれば、罰金ものです。
しかし、この違法行為に被害者はいません。
売るほうも買うほうも暗黙の了解のもとで契約しています。
NTTにとって安い回線を借りて国際通信に進出するには、絶好の機会なのです。
さらにNTTにとって追い風になっているのは、国際公専公の解禁という問題です。
インターネットを利用した国際電話は97年8月に解禁され、専用線の両端に公衆網をつなぐ公専公は97年末に解禁されました。
その後、インターネットFAXも完成。
解禁されるとどうなるのでしょうか。
専用線というのは決まった地点間を結ぶ回線で、料金は定額です。
通信容量はさまざまですが、電話回線数十万回線分の伝送容量を持つものまです。
この両端に公衆網をつなげるということは、だれでも専用線を借りるだけで国際通信ができることになります。
太東の回線に電話回線を相乗りさせて送ればいいのです。